こんにちは。東京飯田橋にある、首と頚椎専門ナナカイロ整体院の石川です。
前回、下を向いてシャンプーをすると、首にとてつもない負荷や、ストレートネックのリスクがあるとお話ししました。
みなさん知っての通り、ストレートネックという姿勢は、痛みやコリだけでなく、見た目も良く見えません。
自然と頭が前に突き出し、猫背にもなりやすいので、なんだか元気がないような印象になりますね。
さらに、頭に続く大きな血管も圧迫され、血流が滞るため、顔色も悪く、むくみやすいお顔に!
「もしかして体調悪い?」「昨日飲み過ぎた?」なんて聞かれてしまうかもしれませんね…
しかし、実は、女性ならば致命的ともいえるような様々な影響が、他にもたくさんあるのです!
女性ならば、顔のリフトアップやたるみ改善などは、誰しもが憧れ、日頃から気をつけていますよね。
例えば、女性の多くは、化粧水や乳液をつける時に、顔の中心から外側へ引き上げるようになじませます。
これは、年齢とともに、重力によってたるんでくる顔を、できるだけ引き上げ、ハリのある顔を保つための日課ですね。
そして、洗顔をする際も下から上へ、重力に逆らうようにマッサージしながら洗うと思います。
しかし、せっかくリフトアップした顔も、シャンプーの際に下を向いてしまっては本末転倒。
重力やシャワーの水圧により、頭皮や顔の皮膚などは下がり、しわの原因やたるみを引き起こします。
さらに、下向きでシャンプーをすすぐ際、シャンプーが顔に流れてきますよね。
顔は、髪や頭皮に比べてとてもデリケートなので、洗浄力の高いシャンプーは、顔にとって刺激が強すぎてしまいます。
そのため、肌の乾燥や荒れ、すすぎ残しによるニキビやかぶれなどのリスクが高まってしまうのです。
下向きシャンプーの影響は、顔だけでなく、髪にも関係しています。
下を向いてしまうと、髪のキューティクルは、毛の流れ的に逆毛になるような形になります。
それが続くと、キューティクルは傷つき、開きやすくなるため、髪の乾燥やダメージへと繋がってしまうのです。
いくら、お風呂あがりにトリートメントやオイルなどでケアをしても、キューティクルが傷つけば、水分は逃げやすくなり、パサついた髪になってしまうかも…
つやつやの髪を目指すなら、毛の流れに逆らわず、生え際から毛先へ向かうように洗うよう意識しましょう。
そしてもう一つ、女性なら決してスルーできない悪影響が「バストの下垂」です。
下向きシャンプーの体勢は、自然と猫背や巻肩になるため、胸周りの皮がたるみ、バストの位置が段々下がっていきます。
さらに下向きの姿勢になると、バストを支え、上に引っ張る役割の「クーパー靭帯」という小さな靱帯が伸びやすくなり、最終的に切れてしまうのです!
みなさんご存知の通り、靱帯というものは、一度伸びたり切れてしまったものは、自然に戻すことは出来ません。
つまり、一度支えがなくなり、垂れてしまったバストは、元には戻らないということです…。
そうさせない為にも、若いうちからできるだけ、バストに負担をかけないように、お風呂で下向きになるのは控えましょう。
また、運動中や寝る時も、できるだけインナーを身に着け、クーパー靭帯を守ってあげるようにすると、綺麗なボディラインを保ちやすいですよ!
このように、下を向いてシャンプーをし続けると、美容的にもたくさんの悪影響があるのです。
毎日、たった数分の小さな習慣でも、塵も積もれば山となります。
将来、健康的で美しい自分を守るため、今日からシャンプーの仕方を変えてみませんか?
頑張る女性がみなさん、いつまでも綺麗でいられますように!(*^^*)
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